無駄に過ごした、取り返しのつかない膨大な時間
会社を退職する日を早めました。明日で最後です。
今日も出勤予定でしたが、明日に、「出勤の呼吸、全集中!」というわけで休んでしまいました(笑)
過去を振り返るということに、あまり意味はないんですけど、振り返ってみると、この数十年間、ただボケーーーっと、何もせずに二酸化炭素をまき散らすだけで生きてきたなー、と、つくづく思います。
何も知らなかった。
今までの勤務先、長くても3年、殆ど1年もたたずに離職してきたので、今回、5年近く働いてきたにあたり、いろいろと手続きが忙しいこと。
役所やら、労働局やら、ハローワークやら、保険組合やらに、電話かけまくりです。
その結果を受けて、また勤務先にメール。離職票やら、資格喪失証明書やら、いろいろ送ってもらわなければならない。
在籍していた今までより、退職を決めた後のほうが忙しい(笑)
特に平日。やることいっぱいある。
こんなこと、多分世間一般の私と同じ年の人は、とっくの大昔に手に入れてきた世間知、知見とでも言いうのでしょうか、こういうものが私にはまるで備わっていません。
誰も教えてくれなかった。
こういう、世間知的なものって、困ったときにどこに問い合わせればいいのだろう?ふと、思ったときに、自分は何も知らないなぁと思い知った次第です。
多分、このブログを目にしていただいている皆さんが想像する年齢より、私はずっと年上なんじゃないかと思います。
それなのに、好きなプロ野球や、城めぐり、日本史などの知識は、人並み以上にあっても、生きるために、生活に困ったときにどうすればいいのか、ほんとうに重要な知識は、何も見についていなかったんです。
こんなことを、考えるようになったのは、自分が発達障害だと知り、それを受け入れようと思ってのちの事です。
世間には、私と同様の障害を持ちながらも見過ごされて、それでも健常者と同様に生きていくことを強いられている人も大勢いらっしゃいます。
私は、もはや残された人生は半分もないけれど、これから生きていく、日本を背負っていく同様の方たちに何か伝えられることはないだろうか?
そんなことを思いました。
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